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トリミング知識

サマーカットのメリット・デメリット|愛犬に合った夏の過ごし方

2026-03-12更新: 2026-05-14
白井海飛/トリミングワン代表監修(AI 生成・編集
サマーカットのメリット・デメリット|愛犬に合った夏の過ごし方

暑い夏、わんちゃんも涼しくしてあげたい!と思いますよね。でもサマーカットは犬種によって向き・不向きがあるんです。愛犬にとってベストな夏の過ごし方を一緒に考えてみましょう。

1サマーカットとは

サマーカットとは、暑さ対策として被毛をいつもより短くカットするスタイルのこと。バリカンで3mm〜5mmくらいに刈り上げるケースが多いです。「ライオンカット」や「モヒカンカット」など、遊び心のあるおしゃれなデザインにするわんちゃんも。SNSでも夏になると話題になりますよね。

2サマーカットのうれしいポイント

1. 風通しがよくなって涼しい 2. シャンプー&ドライの時間がグッと短縮 3. お肌の状態をチェックしやすい 4. 毛玉ができにくい 5. お散歩後のケアがラクちん とくにモコモコ犬種の飼い主さんには、ドライ時間の短縮はかなりうれしいポイントです。
ワンポイントアドバイス

サマーカット後のわんちゃん、いつもと違う姿にびっくりして固まる飼い主さんも。でもすぐ慣れますのでご安心を!

3気をつけたいデメリット

1. 紫外線からお肌を守れなくなる(日焼け・皮膚炎のリスク) 2. ダブルコートの子は毛質が変わることがある 3. エアコンのきいたお部屋で寒がることも 4. 虫に刺されやすくなる 5. 毛が元通りに生えそろわないケースもある 「涼しそうだから」と安易に短くしすぎるのは要注意です。

4サマーカットが向いている犬種

シングルコートのわんちゃん(トイ・プードル、ヨークシャー・テリア、マルチーズなど)は毛質が変わるリスクが少なく、サマーカットに向いています。ただし、丸坊主レベルに短くするのは避けて、ある程度の長さは残してあげましょう。

5サマーカットに注意が必要な犬種

ダブルコートのわんちゃん(柴犬、ポメラニアン、ゴールデン・レトリーバーなど)は要注意。実はアンダーコートには断熱効果があり、短くしすぎると逆に暑くなってしまうことも。さらに「バリカン後脱毛症」といって、バリカンを入れた部分の毛が以前のように生えてこなくなるリスクもあります。 この症状は獣医皮膚科学領域で「post-clipping alopecia(バリカン後脱毛症)」として古くから知られており、特にダブルコート犬種(柴犬・ポメラニアン・チャウチャウ・サモエド等)で報告されています。原因は完全には解明されていませんが、被毛の成長サイクル(休止期)に介入することで再発毛が抑制されると考えられており、数か月〜年単位で発毛が遅れるケースもあります。
ワンポイントアドバイス

柴犬やポメラニアンのサマーカット、SNSでかわいい写真を見かけますが、トリマーさんとよく相談してからにしましょう。

6トリミング以外の夏の暑さ対策

サマーカットだけに頼らなくても、暑さ対策はいろいろあります。 ・お散歩は早朝か夕方の涼しい時間に ・クールマットやひんやりバンダナを活用 ・お部屋の温度は25〜27度くらいに ・お水はいつもたっぷり用意 環境省が公表する熱中症ガイドラインでも、犬は人間より体温調節が苦手とされ、地表温度の上がりやすい夏のアスファルトでの散歩は推奨されていません。トリマーさんに相談して、愛犬に合った長さを一緒に考えてもらうのがいちばんです。
出典:獣医皮膚科学領域における post-clipping alopecia、環境省「熱中症環境保健マニュアル」

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